第54回 長野県歯科技工士学術大会(生涯研修自由研修課程)開催通知

1.開催日時 令和5年2月19日(日)13:00~16:00
( 受付時間 12:30~12:50 時間厳守 )
2.開催場所 松本歯科大学 創立30年記念棟3階大会議室(常念岳)
塩尻市広丘郷原1780
3.催 事 名 第54回長野県歯科技工士学術大会
4.主 催 一般社団法人 長野県歯科技工士会
5.後 援 厚生労働省
公益社団法人 日本歯科技工士会
一般社団法人 長野県歯科医師会
6.講 師 寺尾公成先生(歯科医師)
7.テ ー マ よく噛める・楽に噛める新しい咬合調整方法
歯科関係者の盲点 咀嚼運動の知識
8.申込み先・問合わせ先 長野県歯科技工士会 生涯研修実行委員会
〒390-0851 松本市大字島内3920-1
TEL 0263-40-0035 FAX 0263-40-0036
E-mail:naganokengi@jeans.ocn.ne.jp
9.応募要領 電話・ファックス・メール
※会員は地区ごと、会場参加とWEB参加を分別しまとめて申し込んで下さい。
10.募集定員 会場 49名
WEB 100名(長野県歯科技工士会会員限定)
11.参 加 費 会員無料(会費充当)
未入会者   5,000円
長野県歯科医師会会員 無料
12.募集期間 令和5年2月13日(月)まで

※会員のみWEB(Zoom)参加が可能です。
・裏面の「WEB受講に関するお願い」をご確認ください。
・地区への申し込みの上、アドレス確認のため上記E-mail宛にお名前記載のメールをお送りください。後日ID・パスワードをお送りします。
※ご担当の歯科医師の先生も是非一緒に参加下さいますようお誘い下さい

講演テーマ 『良く噛める・楽に噛める新しい咬合調整方法  歯科関係者の盲点 咀嚼運動の知識』

講師:軽井沢町てらお歯科医院  寺尾公成

歯科教育の中で咀嚼運動(動いている咬合)のことは教育されて来なかったと思います。少なくとも私は習いませんでした。セミナー参加者に聞いても何方も記憶に無いそうです。せいぜいプリントを渡されて『目を通しておくように』で終わりだそうです。歯科診療に携わりながら咀嚼運動の基本すら知らなくて済まされるのでしょうか?確かに知らなくても臨床をこなすことは出来ます。
しかし時々遭遇する「何でこの歯が割れるの?」「何で隙間が開いてくるの?」「何で噛みにくいと言われるの?」「何で肩が凝るようになったと言われるの?」等の疑問はもしかしたら咀嚼運動を理解すると解決するかもしれません。
咀嚼運動の基本は大阪大学名誉教授丸山剛郎先生の研修会で学びました。丸山先生は日本の名立たる多くの先生方に影響を与えた先生です。そこで習った咀嚼出来るスプリント(MDAと命名)を100個以上作ることにより独自に良く噛める楽に噛める方法を編み出しました。それは分かってしまえば当たり前で「な~んだ!」と言うことですが、今までの咬合の常識に囚われているとなかなか理解出来ないようです。
実は誰もが現状を噛みにくいと自覚しているわけではなく、多くは補綴物を入れる時だけ自覚する現象です。技工士にとって自分の作品の価値が問われる瞬間ではないでしょうか?歯科医師が調整方法をご存じなくても最低限の調整で良く噛める補綴物が装着出来たなら「腕の良い技工士」になれるでしょう。その時きっとその患者さんの首肩凝りも軽減されているものと思います。
キモは模型の触診ですので、その意味で何時も模型を触っている技工士さんが理解にもっとも近い位置に居るものと思っています。技工士さんに理解して貰えれば噛み易い補綴物が作れるようになり、患者さんが楽になり歯科診療を通じて国民の健康に寄与出来るのではないかと考えています。

~ 日本歯科技工士会生涯研修WEB受講に関するお願い ~

1.WEBで受講する会員受講者は、WEB会議室のユーザー名を「会員番号」と「氏名(フルネームで漢字表記)」でお願いします。
2.WEBで受講している会員は原則ビデオをオンにし、顔を出して参加して下さい。
3.入室は5分前には完了させてください。
(補足1)受講者は会場・WEB参加を含めて講演開始後の出席は受講者として認められません。
(補足2)生涯研修の受講単位が不要な会員受講者につきましては、上記1,2を遵守する必要はありませんが、本会認可の生涯研修受講者としては認められません。

 

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