長野県歯科技工士学術大会(生涯研修基本研修課程)

1.開催コード 93-12102
2.主  催 公益社団法人 日本歯科技工士会
3.後 援 厚生労働省
一般社団法人 長野県歯科医師会
4.開催日時 平成30年9月16日(日)10:00~16:00
5.開催場所 松本歯科大学 図書会館学生ホール
6.催 事 名 長野県歯科技工士学術大会
7.講  師 西村好美(日技認定講師)
8.テ ー マ 教養課程(職業倫理)   『歯科技工と業界の展望』
専門課程(歯冠修復技工学)『補綴物形態のあり方を考える』
9.受講単位 5単位
10.申込み先・問合わせ先 長野県歯科技工士会 生涯研修実行委員会
〒390-0851 松本市大字島内3920-1
TEL 0263-40-0035 FAX 0263-40-0036
E-mail:naganokengi@jeans.ocn.ne.jp
11.応募要領 FAX・TEL・メール
*(会員は地区まとめて申し込んで下さい)
12.募集定員 150名
13.参 加 費 無 料(未入会者5.000円)・ 昼食代1.000円
14.募集期間 平成30年9月10日迄
15.受付時間 9:30~9:50

日程

開 会 式 10:00 ~ 10:10
講 演 10:10 ~ 12:00
昼   食 12:00 ~ 12:50
講 演 13:00 ~ 15:50
(休憩・質疑応答含む)
閉 会 式 15:50 ~ 16:00

講演テーマ

講師:有限会社 デンタルクリエーションアート 代表取締役 西村好美

教養課程(職業ロ倫理):講演テーマ「歯科技工と業界の展望」

抄録
歯科医療業界は日々進化し、われわれ歯科技工業界においてもCAD/CAMを含めたデジタルデンティストリーによる変化を皆様も日々の臨床の中で感じられていることと思います。
しかし、いつの時代、どの業界においても基本となる不動のものと進化(環境へ適応)するものがあります。それらに合わせ、私たち歯科技工士も新しい知識・技術を取り入れながら、創造性を豊かに進化していく必要があります。
そこで今回は、私の歯科技工暦30年の経験とダブルライセンスを取得したことにより得た歯科医療現場で求められる歯科技工のあり方を含め、過去・現在・そしてこれからの方向性について、歯科技工と業界の展望というテーマで、お話させて頂きたいと思います。

専門課程歯冠修復技工学:講演テーマ「補綴物形態のあり方を考える」

抄録
「治療」の中心となる患者が望む審美性はもちろんのこと、制作された補綴物の色調・形態が性別・顔貌・口唇・歯周・隣在歯などといかに調和しているが思慮深く観察する必要がある。また、患者が希望する口腔状態が作られた後にいかにそれが長期的に健全な状態で保たれていくかなど、患者はもちろんもこと我々にも大きな課題となっている。
これらの課題を解決するためには、歯科医師と技工士、衛生士の三者が修復治療の目的をしっかり持ち、専門性を活かして、患者の口腔内を正しく評価・診断を行う必要があり、治療が進む中で制作される補綴物は、咬合はもちろんのこと歯周などにも配慮されていることが、とても重要である。
歯科医師・技工士・衛生士の三者の連携が修復治療の成功のカギと言っても痛言ではない今日における歯科医療にとって、ラボサイドが押さえておくべきチェアーサイドの情報の重要性についてお話させて頂きたいと思います。